最近、コミュニケーションでイラっとした方へ。
今日はそんな方に向けて書いています。
意見がぶつかっている男女、
または家族や仕事仲間。
一人はジッと黙っている。
もう一人はまくし立てている。
そんな光景をよく目にします。
あなた自身もそんな経験をたくさんしているんじゃないでしょうか?
忘れた頃にまたやってくる・・・・。
大概の場合、黙っているほうは
ただジッとこの場をどうしようかと考えています。
そして、話しているほうは
その態度にイライラしながら、
エスカレートする自分をコントロールできずにいます。
もうその場の空気の悪さたるや、
まわりの人もおもわず体を硬くしてしまうほど!
もしお互いの気持ちをさらしあったら
解決する事もあるかもしれません。
雨降って地固まる、ともいいますし。
でも多くの場合、お互いが歩み寄れる余裕は
かけらも見当たりません。
お互いが分かり合えないことに
大きなジレンマを持ちます。
でもそのジレンマも時間が過ぎれば忘れてしまい、、、
また忘れた頃に、同じようなことが起きます!!!
そんな繰り返しはもうストップしましょう。人生の無駄使いです。
ここでは、その方法をお伝えします。
ぜひ一緒に実験してみてください。
まず、分かり合えない!と思っている方を
お一人思い出してください。
いいですか?
その人の顔を真正面から思い出しながら
3つのプロセス順に見てみましょう。
①相手の顔を知らない人として眺めてみる
テレビで街頭インタビューを受けている人を
見ているように、ぼやーっと黙ってる相手の顔を
眺めてみましょう。
目力があるなあ。自信がなさそうだなあ。
なんか親しみがあるなあ。硬い表情だなあ。
その時に偏った感情を持たないで、
子供のような無邪気な気分で眺めるのがポイントです。
さて、静かな気持ちで相手を客観的に見ることができましたか?
②相手が笑ってる顔を想像する。
次に、その相手を想像の中で笑顔にしてください。
えー!と言わずに、実験だと思ってやってみてください。
どんな時にその人は笑顔を見せますか?
または、どんな風に笑うんでしょうか?
人が笑ってる顔を想像すると、
自分も笑顔になるのが不思議です。
③相手の最も嫌な表情を想像する
チクっと嫌な気分がするかもしれませんが、
可能な限り冷静に眺めてみましょう。
何がその人にその表情をさせたのでしょう?
あなたは、何にイラっと、チクっとするのでしょう?
出来事ではなく、気持ちに素直になってみます。
そして疑問に思ったことを書き出してみましょう。
思わぬ解決の糸口が見えてきます。
または、相手と話したくなってるかもしれません。
さて、いかがでしたか?
ポイントは3つです
・感情を抜いて相手を客観的にみる。
・相手に好奇心を持つ。
・事象ではなく、その感情の源に注意を払う。
これはコーチングの基礎要素を
一部抽出しています。
傾聴がベースにあるコーチングの要素を
どうぞ日常生活にお役立てください。
みなさんの人生が豊かなコミュニケーションによって
前進することを心から楽しみにしています。
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